
注目を集めていた「トルコ会談」は今週、予想外の展開となりました。ロシアとウクライナのリーダーによる直接対話が予定されていましたが、それは実現せず、ロシアのプーチン大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領、そしてアメリカのトランプ大統領という主要な三人のリーダーが結局、誰も出席しませんでした。期待されていた平和努力は大きな音を立てたものの、結果は今ひとつでした。
リーダーが揃って「欠席」、会談は延期
プーチンは以前、5月15日にトルコのイスタンブールで無条件に対話を再開することを提案しました。ゼレンスキーもすぐに「トルコでプーチンを待つ」と表明し、トランプは中東訪問中に「寄り道」してイスタンブールに参加することを表明しました。しかし最終的には三人とも現れず、ウクライナの代表団も予定通りに到着せず、会談は16日に延期されました。
ロシア側代表のメジンスキー大統領補佐官兼ロシア・ウクライナ交渉団団長はイスタンブールで、ウクライナ側が16日の午前10時に会談に出席することを待っていると述べ、「ウクライナ側が最終的に来ると信じている」と表明しました。
この会談は2022年3月以来、ロシアとウクライナが初めて直接対話を試みるものとして注目されていました。ヨーロッパの多くの国のリーダーも以前にロシアに対して月曜日から30日間の無条件停戦を実施するよう呼びかけていましたが、具体的な応答は見られませんでした。
トランプ:「私は行かないし、彼も行かないだろう」
トランプはプーチンが会談に出席しなかったことについて驚いていないと述べ、「私が行かないなら、彼がなぜ行くのか?」と意味深にメディアに語りました。彼は現在、中東でのスケジュールがぎっしり詰まっており、イスタンブールに行く可能性は低いとしつつも、「何か起こった場合には金曜日に訪問できるかもしれない」との可能性を排除しませんでした。
さらに、トランプとその外交高官は、トランプとプーチンが直接会談しなければ、ロシアとウクライナの和平交渉の行き詰まりを打開できないと強調しました。アメリカのルビオ国務長官も木曜日に、「ウクライナ戦争を終結に向かわせる唯一の道は、トランプとプーチンとの会談である」と述べました。
ルビオはまた、自身がトルコでウクライナの高官代表団と個別に会見するが、ウクライナとロシアの直接交渉については楽観していないと明かしました。彼は再度、トランプがこの戦争を終わらせることを強く望んでおり、プーチンとの対話に常にオープンであると強調しました。
裏での接触は開始されるも、会談の日程は未定
現在、トランプとプーチンの会談についての公式なスケジュールはないものの、関係者によると、ここ数週間、両者は電話で連絡を取り合っているといいます。このため、将来のサミットの可能性が残されています。
トランプとルビオの発言から見ると、現在アメリカ側は「トランプ・プーチン会談」を外交の突破口と見ており、トルコ会談の失敗がこの方向の推進を加速する可能性があるようです。





