ゴールドマン・サックスがアメリカSECに提出した最新の13F報告書によると、この投資銀行は2025年第4四半期に「コアポジション」を引き続き大型テクノロジー株に賭けているものの、操作は「選択的な増減法」に近いものであることが明らかになりました。具体的には、アップルとグーグルの親会社であるアルファベットを増配しつつ、一部の人気テクノロジー株とS&P500のETF/オプションポジションを削減する一方で、ビットコインとイーサリアムの現物ETFのエクスポージャーを明らかに縮小しました。
13Fの概要:総ポジションは小幅に下落、頻繁なポジション調整
報告書は、ゴールドマンの2025年12月31日時点の保有総価値が約8100億ドルで、前四半期の約8200億ドルから小幅に減少(約1.22%)したと示しています。運用構造を見ると、この四半期には671銘柄を新規取得し、3027銘柄を増持、555銘柄を売却。上位10銘柄の合計がポートフォリオ価値の約22.11%を占めています。
コアポジション:エヌビディアは依然首位、アップルとグーグルが増配
上位5大銘柄の中で、エヌビディアが依然として首位に(約1.67億株、保有価値約310.81億ドル)ありますが、保有株数は前四半期から小幅に減少しています。アップルは2位(約9099万株、価値約269.41億ドル)で、保有株数が前四半期比で増加。マイクロソフトが3位で(約5136万株、価値約248.39億ドル)、保有株数は前四半期比で減少しています。その後、SPYとアルファベットA(グーグル-A)が続き、アルファベットAの保有株数も前四半期から増加しています。
アクションの分解:買い増しは集中、売りは分散
買い側を見ると、第4四半期にゴールドマンが保有比率を顕著に上げた銘柄には、アルファベットA、アップル、アップルとテスラの一部のコールオプションなどが含まれます。売り側は、S&P500とナスダック関連オプション、グーグル、ラッセル2000関連プットオプションに集中しています。全体として、買い増しが少数の確定的な銘柄に集中し、売りがオプション/インデックスツールを利用してリスク再調整に傾くのが特徴です。
暗号通貨のエクスポージャー:BTC/ETH現物ETFを減持、XRPとSolana関連ETFを増加
注目すべきは、ゴールドマンが同じ13Fで23.6億ドル以上のデジタル資産関連エクスポージャー(報告されたポートフォリオの約0.33%)を開示したことです。構成として、現物ビットコインETFと現物イーサリアムETFの保有規模は前四半期と比較して顕著に減少しています。これに対し、現物XRP ETFと現物Solana ETFの保有は増加しています。
注:13Fは通常、機関の米国株/一部オプションなど「報告可能なポジション」のスナップショットを反映し、完全なリスク暴露と同等ではありません。市場解釈では、単一時点の絶対規模ではなく「方向の変化」により注目が集まります。




