
最近、アメリカの国務長官ルビオ氏とイラクの首相ムハンマド・シャイア・スーダーニ氏が、イラクとトルコ間の石油パイプラインの再開について話し合った。このパイプラインは2023年3月に地域紛争のため閉鎖され、イラクの石油輸出にとって重要なルートである。パイプラインが再開されれば、1日あたり約18.5万バレルの原油が輸送される予定だ。この量は比較的小さいものの、現在の需給バランスが厳しい石油市場においては国際的な油価に一定の影響を与える可能性がある。
この交渉は、トランプ米大統領が油価の引き下げを呼びかけた時期に重なり、国際油価は火曜日に2023年の最低水準にまで下落した。分析では、パイプライン再開の可能性が供給過剰に対する市場の懸念を高め、最近の油価下落の主要な要因の一つとなったと見られている。
イラク政府はパイプライン輸出の再開がOPEC+の配分範囲を超えないと述べているが、市場はこの声明に慎重な姿勢を取っている。イラクはOPECの第二の産油国であり、減産の遵守記録が芳しくないことから、外部はパイプライン再開と減産公約をどのように両立させるかを疑問視している。
さらに、イラクの石油大臣ハヤン・アブドゥル・ガニ氏は、パイプラインの輸送再開前にイラクとトルコが技術的課題を解決していると述べた。パイプラインは支払いでの紛争が原因で閉鎖されて以来、関連する官僚は再開間近を度々表明しているが、未だ実現していない。





